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厚小に児童クラブ用建物 待機解消に向け建設中

教育

掲載号:2017年1月20日号

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小学校敷地内に建設中の児童クラブ用の建物
小学校敷地内に建設中の児童クラブ用の建物

 厚木市は厚木小学校(蓮見優子校長)の敷地内に、放課後児童クラブ用の建物を建設している。児童クラブに入所を希望する待機児童の解消が主な目的。市こども育成課によると、今年4月の受入れ定員拡大に向けて準備を進めている。

 児童クラブは保護者の就労や疾病などで、放課後帰宅しても面倒を見てもらえない児童を対象に保育をする制度。児童福祉法をもとに運営され、小学校の一時的余裕教室などを活用して遊びと生活の場を提供している。厚木市内では、23ある小学校区すべてに市立の児童クラブが整備されているほか、民間の児童クラブもある。

 厚木小の児童クラブは現在、学校内の余裕教室二つを使用して運営されている。

児童数の増加を見込む同小では、今後教室確保が難しくなることや、児童クラブに入所を希望する保護者が多く、定員(86人)に対して待機する児童が多い状況が続いていることから、児童クラブ用の新しい建物を建設することになった。

 市はこれまで荻野小と三田小でも敷地内に児童クラブで使う建物を建設しており、厚木小は3例目。

 仮設校舎とプールの隣に建設中の建物は、軽量鉄骨造2階建て。延床面積は432・38平方メートルで、4教室を配置。このうち3教室を児童クラブ用に充て定員を40人程度増やす予定。1教室は学校用途でも使える部屋にする計画。

 市は民間の業者が建物を建て、市と賃貸借契約を結び月々約170万円のリース料を支払う方式を採用。5年間のリース期間終了後、建物は市に無償譲渡される契約だという。

待機児童ゼロめざす

 共働きの保護者増加などを背景に、入所の希望者が増えている市内の児童クラブ。市は定員数を増やす取組みを続け、2010年度に1117人だった定員は、16年度には1358人まで拡大した。

 また、16年度には受益者負担の観点から育成料(使用料)の有料化を実施。一方で、それまで1年生から3年生までだった対象を6年生まで拡大したほか、利用時間の延長や、夏休み限定利用を受入れるなどサービスを充実させてきた。

 同課の担当者は「待機児童のゼロをめざし、受け皿と支援員を確保する体制、仕組みをつくっていきたい」と話した。

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