神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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3月12日にオープンする体験農園「飯山農楽校」の校長を務める 渡辺 一夫さん 飯山在住 73歳

公開:2017年2月24日

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農体験で地域おこし

 ○…飯山農楽校(のらっこ)は、地域住民らでつくる「飯山再生を考える会」が計画する地域活性化事業の一環で設立された。飯山にある耕作放棄地や遊休地を借り上げて、体験農園として地元のボランティアが整備。都市部からの利用者を呼び込むことで、飯山地域の活性化を目指している。昨年のプレオープン期間中には7組が参加し、収穫した野菜でバーベキューをするなど地域の人たちと交流した。「野菜作りを通じて利用者と地域の人たちとの間でコミュニケーションが生まれる。交流して絆ができることが一番だと思っている」と穏やかに話す。

 ○…そして今年3月12日に正式オープン。日頃の畑の管理、作物の世話はボランティアら8人で行い、農機具や肥料、種もすべて準備した。「自分で汗水垂らして作ったものが食卓に並ぶ。この喜びをみんなに感じてほしい」と話す。同校では農作物の栽培に限らず、宿泊体験や芋掘りなど、さまざまなイベントも企画。「飯山の魅力をたくさんの人に知ってもらうために、何ができるか日々考えている」と言葉に力を込める。

 ○…生まれも育ちも飯山。小鮎小・中を卒業して横浜にある平沼高校へ進学した。その後、市内にある大手企業で60歳まで勤務した。退職後は、自治会長や民生委員、農協の理事などを兼務。現在は、農業を営んでいた父が残した田畑で米や野菜を作っている。毎週土曜日には、ボランティアで運営する飯山観音入口の庫裡橋付近にある「飯山まちおこし絆の会直売所」で収穫した野菜を販売。当番制で店先に立っている。

 ○…校長としての傍ら、趣味でもあり30年以上続けているのが司会業。カラオケ大会や民謡の発表会、結婚式など、これまでに参加した催しは数知れず。テレビや新聞で気になった言葉を集める勉強家。「何でも継続することが大事。農楽校も長く続けていける取り組みにしたい」と眼差しは温かかった。

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