市役所前の厚木中央公園にある遊具の更新工事が終わり、2月16日に一般開放された。遊具がある東側は、幼児・児童・健康とテーマごとに造られ、3世代が利用できるスペースに一新。幅広い年齢層の利用が期待されている。
これまでにあった中央公園の遊具は、1994年に設置されたもの。木材でできており、木材の遊具の寿命が平均15年といわれているなか、20年以上が経過していた。市は「誰もが安全で安心して利用できる施設環境の整備」として、昨年7月ごろから遊具整備を進めてきた。
工事の総事業費は、9798万7320円。費用の約半額は国の「公園施設長寿命化対策支援事業」を活用した補助金で賄った。
高齢者の運動不足解消も
改修した遊具のコンセプトは「3世代が利用できる遊具」。ミニ滑り台やミニネットクライムなどを設置した「幼児遊具」と、立体複合遊具にロング滑り台を設置した「児童遊具」。そして高齢者でも利用でき、日々の運動不足の解消に役立つ「健康遊具」を配置した。各遊具がある地面部分はゴムチップ舗装がされており、落下・転倒時の安全性にも配慮したという。遊具を長い期間使ってもらえるよう、比較的利用寿命が長い鉄と樹脂で製造した。
お披露目後の週末には家族連れでにぎわい、滑り台に人だかりも。子どもの保護者が健康遊具を試す姿も見られた。
市河川みどり部公園緑地課の福岡正明課長は、「年間14万人が利用している公園とはいえ、高齢化が進むなかでいかに幅広い年齢層の人に使ってもらうことが大切」と説明。健康遊具を導入することで、年配層の利用を促したいと話した。
さらに各地区にある公園の老朽化への対応を視野に入れたうえで、「中央公園も開設から20年以上が経ち、全面的な改修工事の必要性も出ている」と話した。
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