本厚木駅北口に競艇の小規模場外舟券発売場(通称・ミニボートピア)の設置が計画されている件で、設置を計画している有限会社オオバ・エステートが3月12日に説明会を開催、約40人の参加者があった。同社による施設の概要や計画経緯などの説明に、参加した地元住民からは多くの質問や意見があがった。
説明会は厚木アーバンホテルで12日の午前11時から始まった。設置を計画している有限会社オオバ・エステートからは執行役員や担当準備室長らが出席。
会場で配布されたのはA4サイズ10枚に及ぶ「(仮称)ボートレースチケットショップ本厚木」概要説明書。それによると、計画施設の規模は、窓口数8窓程度の小規模計画(営業面積約160坪)、発売日数は年間約366日以内(モーニングレース・ナイターレース含む)、営業時間は午前10時頃〜午後9時頃となっている。
同社はチケットショップができることで売上の1%を上限に地元自治体に環境整備協力費が支払われることや、地域の雇用創出に寄与できると強調。また「設置については、地元住民の方の同意が大前提。今回の説明会は賛成・反対を問うものでなく、まず施設の説明をさせていただいた。理解を得るために丁寧に進めたい」とした。
出席者からは「チケットショップができるメリットの話が多くでたが、子どもに与えるデメリットは多いと思う」「子育て日本一をめざす街として、安心して子育てできる街にしたい。設置する人たちは誠意をもっているかもしれないが、関わる人たちはわからない、そのあたりも考えてほしい」など厳しい意見が多くあがった。また施設ができた際の周辺の警備体制や、交通渋滞対策、ごみ対策についての具体的な質問もあがった。施設ができた際の来場者見込みや売り上げ見込みの質問に対しては「(現時点で)1日800万の売上見込み、来場者は1日800人、施設内への滞留は200人を見込んでいる」と回答があった。この日の説明会は約1時間で終了した。説明会を終えた同社は、会場で配布した概要説明書を施設設置予定エリアのほぼ全戸にポスティングで配布周知し、地元の理解を得たいとしている。今後の成り行きが注目される。
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