環境教育プログラム・エコスクールの活動に取組み、国際認証のグリーンフラッグを取得している市内小中学校5校の子どもたちが、4月10日に厚木市役所を訪れ、小林常良市長や曽田高治教育長と面会した。児童・生徒は各学校のこれまでの取組みや活動の課題を報告し合い、新年度の活動に向けて意気込みを語った。
エコスクールは、デンマークで1994年に生まれた、幼稚園や保育園を含む学校での環境教育プログラムで、国際環境教育基金(FEE)が進めている活動。
課題の決定から、調査・計画・実行など7つのステップを子どもたちが中心となり、教員や保護者、地域住民とともに活動を推進するもの。この体験を通じて、自分で考える力、未来を変える力を育むことをめざす。世界50以上の国と地域で、1千万人以上の児童・生徒が取組んでいる。
6カ月以上取組みを継続し、FEEの審査を経て一定の基準を満たすと、国際認証である「グリーンフラッグ」が与えられる。原則2年で再認証の審査が必要になる。市環境政策課によると、国内では14校が認証を受け、そのうち6校が厚木市内の小中学校(保育所1施設含む)だという。
昨年度は5校が審査を受け、七沢希望の丘初等学校と厚木中学校が初認証。相川小学校、戸田小学校、相川中学校が再認証された。
この日は5校の児童・生徒と校長ら29人が市役所を訪問。七沢希望の丘初等学校は、野鳥が教室の窓ガラスなどにぶつかってしまう「バードストライク」を防ぐための活動を報告した。
厚木中学校は、ボランティア活動部がベースになり、環境問題に取組む委員会を組織。傘立ての設置や女子の校章バッジの改善など主な活動を紹介し、「新たな課題にも取組んでいきたい」などと発表した。
市は14年度策定の総合計画実施計画や環境基本計画の中で、エコスクールを重点取組みに位置付けている。同課によると、市の計画に位置付けられ、市として取組んでいる事例は厚木市だけだという。同課の担当者は「環境に対する意識を高めてもらうために、学校の活動をバックアップしていきたい」と話した。
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