市は高齢者が可能な限り住み慣れた地域で生活することを支援するため、85歳以上を対象とした「高齢者タクシー事業」を5月1日より開始、窓口で利用券の交付を始めた。
市内に住む85歳以上の人は約6千人。そのうち対象となるのは世帯全員が85歳以上の人に限られる。介護保険施設や障害者支援施設の入所者、病院または診療所に入院している人は対象外。また、「かなちゃん手形(高齢者バス割引乗車券)」の購入助成、福祉タクシー利用権助成、身体障害者等ガソリン助成との重複受給はできない。市が見込んだ対象者の数は約2300人。5月29日時点で109人の申請があった。
高齢者の外出の機会を拡大するため、2005年に誕生した「かなちゃん手形」。この購入者の状況を市が調べたところ、85歳から減少していることが判明。民生委員や児童委員、各地域福祉団体関係者らの声を参考にし、バス利用が困難になると思われる85歳以上の高齢者の外出を支援するために、「タクシー利用券」を配布することとした。
「タクシー利用券」は1枚600円分で最大年間8枚まで交付。6月5日(月)からは市内5カ所の公民館で特設会場を開設。6月19日(月)から始まる 「かなちゃん手形」受付会場でも交付が可能だ。市介護福祉課の担当者は「ご自宅での急な困りごとが起きた際などに使用して欲しい」と話している。今年度予算は、1142万9千円。
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