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ZOOM UP 清川の四季を一冊に 初の写真集を出版 飯塚利行さん

文化

公開:2017年6月2日

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写真集を手にする飯塚さん
写真集を手にする飯塚さん

 清川村煤ヶ谷在住の飯塚利行さん(62)が、清川村の風景を写した初の写真集『清川村四季光彩』を出版した。5月21日から道の駅清川で販売されている。

 写真集はB5版88ページ。清川村の四季を切り取った作品が収録されている。雪化粧の宮ヶ瀬や花揺れる煤ヶ谷、新緑鮮やかな山並み、湖面と紅葉の競演など、作品からは撮影者の郷土愛が伝わってくる。

 飯塚さんは煤ヶ谷生まれ。座間市や厚木市で中学校教諭として勤務し、厚木市では睦合中学校や藤塚中学校などで、25年ほど教鞭をとった。清川村立宮ヶ瀬中学校では教頭として子どもたちの成長を見守り、2015年に定年退職した。

 20年ほど前に一眼レフを購入して以来、本格的に写真にのめり込み、独学で腕を磨いてきた。写真コンテストでも数多く入選。じっくりと考え抜いた構図で撮られる写真は、いつもの見慣れた風景を美しい作品に変える。

 写真集の構想は以前からあったが、実現に向けて具体的に動き出したのは道の駅オープンがきっかけだった。「清川の魅力は、やっぱり自然の美しさ。この素晴らしさを多くの人に知ってほしい」と、自費出版を決意。10年以上前に撮影した作品から最近の作品まで、膨大な写真から80点を選んだ。限られた枚数だが、あえて同じ場所を季節や時間を変えて撮影したものも選ばれており、「季節によって変わる自然の姿を見てもらえたら」と飯塚さんは話す。写真集は1冊1500円。発行部数は300部で、道の駅清川で販売が始まっている。

 「定年したらやりたいこと」のひとつだった写真集を出版した飯塚さん。最近は大学時代の趣味だった登山を再開。大山道や丹沢山塊の修験道を歩き、日向薬師の歴史文化についての研究や、かつての行者たちの足跡を追う考察にいそしむ。愛犬とニコンの一眼レフを相棒に、これからも丹沢の山々を駆け巡る。
 

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