市公園緑地課や厚木植物会(長岡恂会長)は6月22日、市内中荻野にある広町公園で水辺に生息する多年性の抽水植物「ミクリ」の間引き作業を実施した。荻野中学校自然研究部の生徒ら18人も参加した。
ミクリは河川改修などで生息地が減少したことから、県の絶滅危惧II類に指定されている。一方で同園ではミクリが池を覆い、水質の悪化や蚊など害虫の発生源となるのではないかと近隣住民から懸念の声が相次いだため、間引き作業が行われた。
この日は約850平方メートルの池に群生するミクリを手作業で抜き、一部を残して駆除。その後、葉が茂って水流が澱んでいたところが流れるようになった。
同会の長岡会長は「種の保全をしようと過保護にすると他の植物へ影響する。生態系はバランスよく守っていかなければいけない」と話した。
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