厚木薬剤師会の会長を務める 井上 哲男さん 中町調剤薬局長 59歳
相談しやすい薬局めざす
○…厚木市・愛川町の薬局74軒、200人超が加盟している厚木薬剤師会。4月22日の総会で会長に就任した。任期は2年。「調剤薬局は処方箋を持たないと入れないと思っている方が多いですが、実際はそんなことはないということを知ってほしい。地域のかかりつけ薬剤師として、気軽に健康相談に来てもらえる、入りやすい雰囲気づくりを会員と相談しながら進めていきたいです」と話す。
○…薬剤師会の活動は、6月18日に県薬物乱用防止指導員協議会厚木支部と合同で行った薬物乱用防止キャンペーンをはじめ、秋に厚木医師会の市民医療フェスティバルで行う薬の相談ブース、介護フォーラムへの参加など。2カ月に1回程度は新薬や調剤事故の防止研修など、会員向けの勉強会も開催している。団塊の世代が75歳以上になり病床数の不足が懸念される「2025年問題」。在宅医療の普及に伴い、薬剤師の役割もますます重要になる。「これからも医師会や歯科医師会、行政と密に連携を取りながら、一助になることができれば」という。
○…1958年、茅ヶ崎市生まれ。中学生のころから化学が好きで、高校の先生の勧めで薬剤師をめざした。東京薬科大学を卒業後、製薬会社やドラッグストアに勤務。およそ18年前に独立して、市内中町に調剤薬局を開設した。仕事のやりがいについて尋ねると、「きちんとできて当たり前。間違えてはいけない仕事なので達成感を得るのはなかなか難しい」とした上で、「薬のことで相談に来てくださると、頼りにされていると思えて嬉しいですよね」と、来訪者とのコミュニケーションを大切にしている。
○…妻、息子と3人家族。秦野市で暮らす。何かあったときに困らないよう、何事にも先回りして準備万端で臨む性格という。息抜きは家族で出かける温泉旅行。「いつか時間ができたら、ゆっくり海外旅行にでも行きたいですね」と笑顔を見せた。
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4月19日