厚木版 掲載号:2017年8月11日号
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6月29日付で本厚木駅長に着任した 石井 正宏さん 本厚木駅勤務 48歳

街の玄関口を調和で守備

 ○…70の駅を6つの管区に分ける小田急線の、伊勢原駅、愛甲石田駅、本厚木駅を管轄する。13年ほど前、総括主任として勤務した本厚木駅にこのほど駅長として戻ってきた。当時はまだICカードシステムの導入前。一大観光イベントの鮎まつり時に、券売機前の長蛇の列を解消しようと特設切符売り場を作ったのは、時代を映す思い出だ。

 ○…静岡県御殿場市生まれ。富士山を近くに仰いで育つも、山頂を踏んだのは「30歳ころに一度だけ」。公務員の父と専業主婦の母、兄と妹の5人家族で、小学校から高校までプロ野球選手の夢を描き、プレーに熱中した。母校の御殿場西高校は後輩が甲子園に出場。毎夏、県予選の時期が来ると「やはり試合結果が気になりますね」。未だにたぎる情熱の断片が顔をのぞかせる。わが子2人の入団がきっかけで、地元秦野の少年野球チームの監督を務める。「休みの日も陽があるうちは自宅にいたことがない」と、日焼けした顔をほころばせた。

 ○…進路選択時に見つけた、「利用したことのない」鉄道会社の求人。縁を結び秦野駅からスタートした鉄道マン人生は今年で30年目になる。列車の通過音や振動の中での宿直も「職業病ですよね、全然気にせず寝られちゃう」と涼しい顔。駅勤務の経験は、服装や年齢などから、歩み寄ってくる人の質問内容を推察する能力をもたらした。「駅は子どもも障害のある人も、誰もが自由に使える公共施設。イベントなどによる街との関わりも含め、地域貢献に尽くしたい」と襟を正す。

 ○…「駅」は自身の人生をもドラマチックに彩った。2カ所目の勤務地、渋沢駅で生涯の伴侶に出会う。四半世紀前のその頃は、切符の受け渡しや定期券の確認で乗客との距離が近かった。「おにぎりやアイスを差し入れてくれる人もいたりして、和やかな空気が流れていたんですね」。時代は変わったが、駅員間のチームワークを大切に指揮をとる。

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