第12回青春かながわ校歌祭の実行委員長を務める 山田 一志さん 酒井在住 75歳
先輩後輩の絆 深めたい
○…県立高校の同窓会26校が出場して、9月30日に厚木市文化会館で開催される「青春かながわ校歌祭」。母校の校歌や応援歌を卒業生と在校生が一緒に歌うことで、伝承と振興を図り、先輩後輩の絆を深めようと行われる。厚木で開催される今年は、初の実行委員長として「参加者や観覧者に良かったなと思ってもらえる立派な校歌祭にしたい」と、やや緊張した面持ちで話しはじめた。
○…1942年、4人兄弟の長男として生まれた。相川小から相川中へ。中学1年の時に父親が他界。家庭の事情で一度は高校進学を断念して、就職の道を選んだ。進学の夢を諦めきれず、猛勉強して奨学金制度を活用し、17歳で厚木東高校の定時制に入学。働きながら学校に通った。七三分けでネクタイをしていたことから、当時のあだ名は「先生」。パンが10円、15円だった時代。仲間と食堂で食べた思い出や、生徒会長の選挙、卓球部での部活動など、楽しかった当時の記憶を辿ると、自然に頬が緩む。
○…約2万5千人の卒業生を輩出する、厚木東高校同窓会・常盤会の第13代会長を2009年から務める。同窓会の役割は学校と卒業生をつなぐパイプ役。年1〜2回発行する会報を充実させたいという。同窓会活動の魅力は「ずばり、先輩後輩の絆」。同じ学び舎で学んでいたという共通点で、いろいろな人とつながりが持てることが嬉しいと話す。
○…メーカー勤務を経て、32歳で独立。日本電気のOA機器代理店業を営む。現在は市卓球協会会長や厚木東高校の評議員なども歴任。元気の秘訣は、妻と一緒に向き合う「畑仕事」だという。趣味が高じて耕運機まで購入し、年間を通して野菜を育てている。これからの夢を尋ねると「2020年に開催される東京五輪。卓球協会の役員として、ボランティアでサポートしたい」。自身を「竹を割ったような性格」と分析するように、体育会系で潔く快い話し方が印象的。
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4月19日