現役の力士と生徒が相撲を通して交流を深める「ドッコイフェスティバル」が9月26日、東名中学校(大矢修久校長・生徒数216人)で開かれた。初開催から10回目。全校生徒や地域住民が楽しみにする「大相撲東名中場所」として定着してきている。
ドッコイフェスティバルは、日本の伝統文化を学ぶ目的で、道徳教育の一環として行われているもの。同校の第16代校長・頼住道夫さんが、芝田山親方(第62代横綱大乃国)と面識があったことから、芝田山部屋に依頼して実現。毎年、同部屋の力士数人が訪れ、生徒たちと交流している。
頼住さんは退職した今も、地域住民らで作る日本教育相撲プロジェクトの理事長としてフェスティバルを主催。他の小中学校でも同様の行事を行っている。
この日は、同部屋の龍勢旺さんと高麗(こま)の国さんが同校を訪問。地域住民や保護者など25人が見守るなか、全校生徒が四股の踏み方やまた割りなどを体験した。
その後は、綱引きや力士と生徒が相撲を取って交流。10回目の開催を記念して訪れた、呼出しの啓輔さんが、取組で生徒が自ら付けた「しこ名」を呼出したほか、本場所や巡業などで演奏する「寄せ太鼓」や「はね太鼓」などを披露した。
この行事の初回にも参加し、その後も複数回にわたって同校を訪れる高麗の国さんは「相撲に興味を持ってもらえればという気持ちで続けている。参加した子どもが、力士をめざしてくれたらうれしい」と話した。
頼住さんは「始めたころより、生徒たちがいきいきと力士と交流をする姿を見て積極的な意欲を感じる。これからもお手伝いしたい」と語った。
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