あつぎこどもの森公園内の「冒険の森」スペースに手作りのベンチが登場した。市内鳶尾在住の池本政信さん(85)が寄贈を発案し、(一社)コミュニティカフェ荻野(土谷知男代表理事)のメンバーが約1カ月かけて製作した。
寄贈のきっかけは今年8月、孫を連れて遊びに来た老婦人の「遊んでいる様子を見守るのに、座る場所がない」という言葉から。同園では、冒険・自然・農業の3つのクラブを作り、さまざまな参加型プログラムを企画。冒険クラブの運営に協力する池本さんが9月ごろ、市公園緑地課に相談し、10月に許可がおりて製作が始まった。
山崎貞さん(71)と川原真人さん(71)の手によるベンチは大人3人がゆったり座れるサイズ。すでに2基を設置済みで、来年1月までに4基そろう予定だ。
毎月第2日曜にイベントを行う同クラブでは12月10日(日)、ミニ門松作りを実施。午前10時〜午後2時で30人。参加費300円。(問)同園【電話】046・210・3433
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