第76回神奈川県青少年創意くふう展覧会の作品審査が10日に行われ、遠藤瞭太さん(玉川小6年)の作品『ヤマビル駆除装置』が2年連続の神奈川県知事賞に輝いた。
同展覧会への出品は、各市町村長で行われる審査会で選ばれた小中高生が対象。今回は応募総数2894点の中から、特別賞に14点、優良賞に30点が選ばれた。
遠藤さんは、自身もヤマビル被害に遭った経験から、同装置の発明を思いついたという。ヤマビルが二酸化炭素に反応する性質を利用し、ヤマビルを誘引。電気ショックを与え、装置内の塩エリアに落ちる仕組み。駆除装置本体にはペットボトルを使用、二酸化炭素を噴射する電磁弁には、人感センサー付きの芳香剤を利用した。
遠藤さんは「2年連続で県知事賞をいただけるとは思っていなかったので、びっくりした。一生懸命作ったので嬉しい」と受賞の喜びを話した。
その他、発明協会会長奨励賞には豊蔵遥生さん(愛甲小3年)の作品『自動魚のえさやり機』が選ばれている。
|
|
<PR>
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|