▽日本の伝統的な武道に親しんでもらおうと、(公財)厚木市体育協会に加盟する武道6団体が協力して3月25日(日)に初開催される『あつぎ武道体験フェスタ』。実行委員長を務める小山篤さん(61)は「武道は室内競技というのもあって、なかなか目に触れる機会がない。フェスタでは多くの人にいろいろな武道を知ってもらえれば」と話す。
▽厚木剣道連盟の会長でもある小山さん。「武道は一般の人に馴染みがなくなってきている。特に剣道は少子化や競技の多様化もあって子どもの参加が少なくなっている気がする」と危惧する。しかし、「日本の伝統的な武道は、礼節を重んじ、心技体を鍛えられるという魅力がある」と力説。そんな思いを伝え、競技を始める人を少しでも増やしたいと、昨年春から他団体に今回のフェスタの開催を提案し、互いに協力して開催までこぎつけた。
▽当日は6団体が合同となり、剣道・柔道・空手道・少林寺拳法・弓道・なぎなたの模範演舞、体験教室を予定している(弓道は演舞のみ)。「実際に見て、体験してもらいたい。これを機に競技を始める人がいたら、こんなに嬉しいことはないね」。武道は子どもから大人まで、一緒にできるのが魅力の一つでもある。「当日はぜひ多くの人に来てほしい」と参加を呼び掛ける。
▽まずは今フェスタの成功を一番に考えるが、「無理のない範囲で今後も続けていければ」と話す。2020年の東京五輪、パラ五輪に向けて海外から日本の文化や伝統が注目を集める中、「外国の人も日本の武道に興味を持っている人は多いと思う。今後も武道のすばらしさをいろいろな人に伝えていきたいね」。
※あつぎ武道フェスタは3月25日(日)、午後1時から3時30分。主催は同フェスタ実行委員会。会場は荻野運動公園体育館(中荻野1500)。参加無料。申込不要。フェスタの問合せは市スポーツ推進課【電話】046・225・2531へ。
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