厚木版 掲載号:2018年3月16日号
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50周年を迎えた俳句会「はまなす」の主宰をつとめる 長谷川 美雪(みゆき)さん 上荻野在住 79歳

「継続は力なり」で毎日2句

 ○…寺山修司や上田五千石らと「昭和世代俳人の会」を結成した山本富万さん(現・はまなす会長)がたちあげた俳句会「はまなす」。会の名は、『降る雪や明治は遠くなりにけり』で知られる俳人・中村草田男が命名。会員は25人。50周年の記念号には「”継続は力なり”をモットーに、山本会長の俳句や私たちに対する心からなる思いやり、懇切丁寧なご指導があったればこそ」と寄せた。入会して10年。「まさか俳句をやるとは思わなかった」。きっかけは教育長時代。公民館まつりで山本さんと知り合い、その縁で、教育長を退任後に入会した。

 ○…「親父が青年団や地域の人たちを集めて短歌会や俳句会をやっていた」。夜になると墨を持って歌を詠んでいた父の背中を見て育った。”舞い上がる風呂の煙や蝉しぐれ”。これは初めて読んだ句。昔はどこの家も薪で風呂を焚いていて夕方には、無数の煙が立ち上った。その風景を詠んだ。「小6か中1のころかな。それが先生に褒められたこともあってね。そんな記憶もあったからかな」と。今まで何とも思わなかった事柄や自然の景色が俳句を詠むようになって鮮明になってきたという。ノートやメモ帳は手放さない。

 ○…農家を営む家の5人兄姉の末っ子として上荻野に生まれた。誕生日は1月30日。雪の降る日に生まれたから「美雪」。厚木高校時代の恩師でもある足立原元市長に弁論部で師事したことから教師に。朝は4時起床。頭の冴えているうちにと毎日最低2句を詠む。ラジオ体操、児童の登下校の見守り隊として通学路に立つのが日課。万歩計は日々平均1万歩をカウントする。大正琴が趣味のチヨ子夫人は荻野中時代の後輩。リビングには、家族写真と黒板と4カ月分のカレンダーが掲示され、夫妻の予定がぎっしり。”三食をチンして食べる妻の留守”。「あ、これは俳句じゃないね」と顔を見合わせ笑う。日々の充実ぶりが眩しい。

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