厚木市はこのほど、4月1日現在の保育所等利用待機児童数が24人、学童保育の待機児童が56人となったと発表した。前年比で見ると、保育所、学童保育それぞれ24人、15人減となった。
昨年度6施設を新設
市の発表によると、今年度の就学前児童数は1万309人で、うち認可保育所などへの利用申込者数は3332人(前年比88人増)、入所決定児童数は3185人(同197人増)、希望の保育所などに入所できず保留となった児童は147人(同109人減)だった。
保留児童のうち、特定の保育所等を希望する人が114人、自宅で求職活動をする人が9人で、待機児童はこれらを除いてカウントされ、24人(同24人減)となった。
年齢別では、待機児童はすべて1歳児となり、保留児童は多い順に1歳児が51・7%、2歳児が25・9%、3歳児が9・5%となった。
市では待機児童解消へ向け、昨年度、認可保育所、小規模保育施設ともに3施設を増設、定員数は207人増やした。今年度の取組では、認可保育所を3施設(270人増)、小規模保育施設を5施設(95人増)、認定こども園を整備し、幼稚園での2歳児預かりを推進していくとしている。
第二小プレハブ整備へ
市放課後児童クラブの待機児童を見ると、4月1日の受入れ定員を1522人(前年比120人増)としたが、入所は児童が通学する学校に設置されたクラブとなるため、待機児童は56人(同15人減)、校数では7校(同3校減)となった。
待機となっている学校は、清水小、厚木第二小、愛甲小、妻田小、鳶尾小、上荻野小、上依知小だったが、愛甲小は5月1日から余裕教室を利用し定員が43人から80人に拡大したため、解消された。
市では今年度の取組として、来年2月の児童受入れに向け、厚木第二小の敷地内に2階建てのプレハブを整備する予定という。市こども育成課では「その他のクラブについても、余裕教室を利用しながら待機児童解消へ向け努めていく」とした。
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