民営化にともない3月31日に閉園した厚木保育所(中町1の3の3)で5月12日、お別れの集いが開催された。
「思い出の詰まった園舎を最後に一目見たい」「感謝の気持ちを伝えたい」といった関係者の声に、市が応えて開催。当日は卒園児や保護者、過去に勤務していた人など、約500人が集まった。感慨深そうに園内をまわる人、子どもに「昔はね…」と話す卒園者、久しぶりの再会に喜び、涙を流し現況報告をする人も見られた。以前所長を務めた渋谷清乃さん(74)は「みんな大人になって、たくさんの人が来てくれたのよ」とうれしそうに話した。
園舎には、歴代所長や保育士からのメッセージ、往年の写真アルバムなどを展示。1979年に埋められたタイムカプセルの中身と発掘時の紹介もあった。来場者による感謝の気持ちを伝えるメッセージウォールは、壁いっぱいの「ありがとう」で埋まった。
以前保育士をしていた女性は「ふじの花保育園に移転しても、子どもファーストで、小さな心が大きく成長していってほしい」と思いを話した。
今後園は、6月以降入札され、取り壊し日などが決定する。
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