結成10周年記念コンサートを開く女声合唱団・ヒーリングフレンズの代表を務める 渡辺 絢乃さん 毛利台在住 27歳
人生を歌に乗せて
○…結成10周年を迎えた合唱団は、「メンバー同士の癒しの場。自然体でいられて、全員が姉妹みたいな関係なんです」凛と微笑んだ。学校に行きづらい、対人関係で悩んでいるなど、さまざまな思いを胸に抱えて練習に臨むメンバーもいる中で、172cmの長身と一緒に踊る黒髪が、ひときわ目立つ。
○…横須賀生まれ。1歳半から3歳半までニューヨークで暮らす。毛利台小3年時に、母が指導する浅間山児童館合唱団に入団したことで、歌う楽しさに触れる。日本女子大附属高校では30人超のコーラスクラブをまとめ上げた。大学でも合唱を続けたが、コンクールの上位常連校で100人以上の大所帯だったサークル活動に違和感を持ち1年半で退部。”歌うことが好きでベストを尽くせばOK”の、懐深いヒーリング1本に絞った。「むしゃくしゃは合唱で発散。疲れていても力を振り絞って練習に行く」ほどに、グループ名を地で行く存在になっていった。
○…普段は2時間以上かけて都内に通勤する会社員。電車内は貴重な睡眠の場かつ、書類作成やコンクールの要綱チェックなど、良き”仕事場”でもある。単身で海外にも出かける行動派で、今年5月にはミュージカル鑑賞三昧のニューヨーク一人旅を決行した。よりよいもの、完璧なものを求める自分たちの歌にも役立つから、「本物を自分の目で見て感じたい」勉強家。
○…2人の妹も共に活動する。コンサートで記録係を務めてくれる父は、ヒーリングの大ファンであり、人生の先輩でもある。父からの、「活動を続けていくにはどうしたらいいのか」という問いを前に、最近は、来し方を振り返ると同時に行く末の10年にも思いを馳せる。自分自身の航路も含め、答えはこれからだ。
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