厚木版 掲載号:2018年9月7日号
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飯山観音 車で行きやすく 地域の要望 車道拡幅へ

社会

市道のヘアピンカーブ。ここから下は幅4m、上は3mと、車がすれ違うのは厳しい
市道のヘアピンカーブ。ここから下は幅4m、上は3mと、車がすれ違うのは厳しい
 飯山観音の名で親しまれている飯上山長谷寺(ちょうこくじ)へと続く、山門脇の道路が拡幅される。工事を前に、地域住民を対象とした工事説明会が、8月29日に行われた。飯山観音を観光資源として推していく計画も同時進行している。

 飯山観音を参拝するには山門から上っていく歩道(階段)とは別に車道があるが、車の相互通行はもちろん、マイクロバスが通るのも容易ではなかった。最も観光客が訪れる桜まつりの際には警備員を配置、無線のやり取りで安全を確保し、車両を通行させていた。そのため地元・橋場自治会や飯山観光協会から、市に道路拡幅要望書が幾度となく提出されてきており、この度ようやく拡幅へ向け動き始めた。

 市道路整備課では、7月に拡幅分の土地を取得。自治会や飯山観光協会と調整を進めてきた。工事計画「市道J-815、816号線改良工事」では、山門から広場までの約250mを、車道6m、歩道2mの8m道路へと拡幅する。カーブ=写真上=から上部分の工期は9月14日から来年2月15日の予定。工事で出た土砂はカーブ下に盛土しておき、来年度活用し2カ年計画で拡幅していく予定だ。同寺の米山隆弘(りゅうこう)住職は「長年の要望が動き出し、ほっとしている。たくさんの人が来てくれたら。寺も変わったと言われるよう、整備を進めていく」と話した。

 庫裡橋たもとに、今年3月に完成した中飯山自治会館で8月29日、市道路整備課による工事説明会が行われた。工事関係者のほか自治会や飯山観光協会など、地域住民約10人が参加。「ハイシーズンは観光客に留意してほしい」「空き地を観光協会で利活用しては」などの意見が上がっていた。

めざすは年間通したにぎわいの創出

 飯山観音は坂東三十三観音第六番札所。市有形文化財に指定されている。

 市では庫裡橋から白山山頂周辺に、年間を通して賑わいを創出しようと飯山白山森林公園桜の広場整備構想策定業務も進行している。

 これにともない地元自治会や観光協会、飯山温泉旅館組合など15人で整備構想検討会を設置。7月には第1回会議があり、意見交換が行われた。基本構想策定に向け、10月には第2回会議が予定されており、具体案を詰めていく。

飯山観音
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