厚木版 掲載号:2018年10月5日号
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ZOOM UP 剛腕!?市内最高齢ピッチャー 日本女子リーグ2部の始球式に登板した遠藤昇さん(79)

社会

「腕を回せばもっと速く投げれたのになぁ」始球式で投げる遠藤さん。投げたボールは大事に自宅に飾られている=厚木SC提供
「腕を回せばもっと速く投げれたのになぁ」始球式で投げる遠藤さん。投げたボールは大事に自宅に飾られている=厚木SC提供
 ▽「いやぁ、とにかく楽しかったね」。満面の笑顔で振り返る。日本女子リーグ2部で戦う、ソフトボールチーム『厚木SC』と、6月に酒井グラウンドで対戦した。チームは老幸(ろうけい)会。行きつけの居酒屋「やよい」が厚木SC後援会に入っており、軽く「試合でもしようか」なんて話していたことがまさかの実現。メンバーは地元飯山の知り合いに声を掛け、集まったのは50代から70代の13人。グローブやバットなどの道具は孫から借りるなどして集めた。当日は監督と投手を兼任。ハンデをつけた特別ルールとはいえリードを守ったが、最終回に追いつかれ13対13の引き分け。口々に「俺はフライをとったぞ」などと大いに盛り上がった。

 ▽これがきっかけで、9月に市営及川球技場で開催された同リーグ第4節では、始球式の大役を任された。「あの歓声はたまらない。最高だったよ」とまたにっこり。「私なんかが出られるものじゃない。感謝感激です」投げたボールを握り、見つめながらうれしそうに話した。試合の応援にも熱が入り、厚木SCは2試合を連勝で終えた。

 ▽健康の秘訣は、週2回のグラウンド・ゴルフと、月数回の適度なお酒。老幸会の仲間たちとたまに集まり、早めに解散。何気ない普段の繋がりが力となり、いざという時に人を集めた。「またやりたいね」と、グラスを傾けていることだろう。

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