第16回厚木市郷土芸能まつりのうちの郷土芸能発表会が10月20日(土)、市文化会館小ホールで開催される。午後1時30分から5時まで、定員は先着330人で入場無料。
神奈川県や厚木市の指定無形民俗文化財を含む8団体が出演する発表会。いずれも誕生から長い歴史を持ち、古くから生活に密着し、受け継がれてきた踊りや芸能だ。
今年の見どころは、6年ぶりに披露される愛甲と長谷の両ささら踊り盆唄保存会による「掛け合い」。ささら踊りは、江戸中期に始まった盆踊りで、竹製のささらや太鼓を鳴らすのが特徴。大正12年の関東大震災を境に一度は廃れた。愛甲は昭和43年、長谷51年にそれぞれ復活し、今に伝わっている。歌詞には大山や平塚など近隣の地名も登場するほか、隣り合う村が互いの悪口を盛り込んでいる点も興味深い。各団体の持ち時間は15分〜40分ほど。
問合せは市文化財保護課【電話】︎046・225・2509へ。
![]() 愛甲ささら踊りの過去の様子=市文化財保護課提供
|
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
新緑に映えるアジサイ 文化7月1日号 |