神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「そらとうみとたいようと」の会 若年性認知症に理解を 福祉サービス大賞で優秀賞

社会

公開:2018年11月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
授賞式でのプロジェクトメンバー。「将来は特別なカフェや居場所がなくてもすべての地域ですべての人々が共存できる当たり前の生活環境づくりをめざします」とリーダーの幸田裕介さん(左から3番目)
授賞式でのプロジェクトメンバー。「将来は特別なカフェや居場所がなくてもすべての地域ですべての人々が共存できる当たり前の生活環境づくりをめざします」とリーダーの幸田裕介さん(左から3番目)

 福祉の未来を拓く先進事例を表彰し、福祉の現場に光を当てようという「かながわ福祉サービス大賞」。市内戸室で「若年性認知症」に対する啓発や取り組みを行っている「そらとうみとたいようと」の会プロジェクトが優秀賞に選ばれた。

 かながわ福祉サービス大賞は、公益社団法人かながわ福祉サービス振興会(瀬戸恒彦理事長)が主催するもので6回目。

 今回は28件の応募があり、審査委員会で選出された5件の事例発表が10月30日、関内ホール(横浜市中区)で行われた。「そらとうみとたいようと」の会プロジェクトは、母体である(株)ミューみどりの丘が運営するデイサービスに、若年期発症の認知症の人が利用し始めたことをきっかけに発足。老年期認知症とは異なる難題解決に取り組もうと、スタッフ有志のボランティアによる「若年性認知症カフェ」を2017年4月にスタートさせた。市内企業の協力も得ながら、当事者や家族が悩みを打ち明け、思いや情報を共有、共感できる場づくりを行い、若年性認知症という病気の正しい理解を広めるための啓発活動も行ってきた。

 事例発表では、これまで7回にわたって開催してきたカフェの取組みや活動内容、課題抽出、今後の目標を発表し、優秀賞に輝いた。主催者からは「企業とコラボした若年性認知症カフェとして、悩みを打ち明ける場所、共感できる場所として深く掘り下げている点が評価できる」と講評された。

 ※若年性認知症は65歳未満で発症した認知症のことをさす。

カフェのようす
カフェのようす

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

市が子ども向けマップ

カーボンニュートラル

市が子ども向けマップ

「実現には共有必要」

4月26日

買い物弱者へ移動販売

(株)いなげや

買い物弱者へ移動販売

見守りで愛川町と協定

4月26日

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

新たな歴史をスタート

厚木王子高等学校

新たな歴史をスタート

校章も発表

4月12日

市の支援で運行移管

コミュニティバス「森の里ぐるっと」

市の支援で運行移管

新車両も導入

4月12日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook