ICT機器を活用し、模範となる優れた授業を実践して表彰された 川田 善久さん 市内林在住 41歳
溢れる情熱 子どもたちへ
○…県教育委員会の優秀授業実践教員表彰で、教職経験10年以上かつ35歳以上の部門に、市内から唯一選ばれた。情報通信技術・ICT機器を効果的に活用することで話し合いを充実させ、発表時間を確保した授業実践を行っている、と評価された。「身に余る光栄。若い先生の役に立てるよう、より頑張りたい」
○…小鮎中で理科を教えている。授業はノートパソコンに用意したプレゼンテーションソフトを使用し、板書をほとんどしない。書き終るのを生徒が待つ時間がもったいないから。「少しでも実験や考える時間に充ててほしい」。実験の仮説を立て発表させる。自分と違う考え方を知ることで、興味関心を高める。さまざまな考え方や意見の中から正しいものを取捨することは、偏った見方にならない。「授業だけでなくこれからの生き方の糧にもなるはず」。語る笑顔は情熱に溢れている。
○…栃木県鹿沼市で生まれ育った。量子化学を学び、研究を深めるため大学院へ。院生時に、近隣私立高校に理科の教員が足りない、と助っ人に行った事が教師になるきっかけ。「打てば響く生徒」に触発され「どうしたらもっと理科を楽しんで興味を持ってくれるか」と考えた。もう一度大学へ通い、高校の教員免許を取得。そして「中学でつまづくと高校の理科は頭に入らない」と、中学の教員免許を取得したのは30歳直前だった。
○…豪快に笑う様が印象的。だが総括教諭、学年主任のため担任は持たず、生徒指導も兼任するため「生徒からは怖がられる方かな」と少しさびし気。先日卒業生が理科教師になりたい、と来てくれたという。「報われますね。子どもたちの存在が原動力です」と、大きく通る声で答えた。今日もパソコンを片手に、授業へ向かう。
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4月19日