今年も残すところ3週間あまり。市内各所で、”師走の風物詩”ともいえる準備が進んでいる。
10メートルのしめ縄
妻田薬師で12月3日、恒例のしめ縄づくりが行われた。妻田薬師保存会が発足した1972年から毎年12月に実施。当日は、会員が午前8時過ぎから境内に集まり、それぞれのグループに分かれて、作業に取りかかった。
まずは千歯こきで、藁についた余分な葉を落とし、小槌で叩いた後、3本にしてよじっていく。しめ縄に使う藁は市内三田で採れたもち米の藁で、「普通の米の藁より粘りがあって、柔らかく編みやすい」という。
できあがったしめ縄は、大楠用の長さ約10m1本、本堂や山門用の4本。作業に参加した会員は、「毎年作っているから、だんだん上手になってきているね」と満足気な様子だった=写真上。
心こもった正月飾り
厚木市シルバー人材センターでは、正月用しめ縄飾り作りが佳境を迎えている。市内松枝の同センターに12月3日、花あそびイネの会の指導のもと、玄関リース飾りを完成させる会員たちの姿があった。お飾りに挿すのは松ぼっくりや木の実などの自然素材を用い、なかでも土台には厚木で採れた今年の新米を綯ったしめ縄を使っている。
この日はお飾り制作に携わる会員中で最高齢の近藤とよさん(84)をはじめ、福田保子さんと川上眞理子さんが仕上げの作業を進めた=写真下。
毎年11月1日から予約を受付けており、リピーターを中心に人気。今年の分はほぼ完売となった。
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