神奈川県は1月17日、2019年第2週(1月7日から13日)のインフルエンザの定点当たりの患者報告数が警報の基準値である「30」を上回ったため、警報を発令した。なかでも、厚木市・海老名市・座間市・愛川町・清川村を管轄する厚木保健福祉事務所では同週に「55・38」に上り、県内で最も多かった。
同所では、管内17医療機関(内科・小児科)でインフルエンザ患者数の定点観測を行い、1週間の患者数をもとに発生動向の数値を算出している。
同所管内では、2018年第49週(12月3日から9日)に、流行開始の目安となる「1・0」を上回る「1・25」を記録すると、2019年第1週(12月31日から1月6日)には、注意報の発令レベル「10・00」を超え、「15・67」に達した。さらに第2週に入ると、一気に「55・38」まで上昇し、警報レベルとなった。
同所によると、一般的にインフルエンザは「A型が発生し、その後B型へと移行し収束する傾向にあるが、昨年はA型とB型が同時に多発したため」感染者数が急増したという。
小・中学校でも大流行
インフルエンザは市内の小中学校でも猛威を振るっており、1月22日現在、三田小1年生(1クラス12人)、依知南小5年生(同9人)、厚木小1年生(同7人)、厚木小2年生(同9人)、依知小5年生(同8人)、緑ヶ丘小5年生(同7人)の6校で学級閉鎖が報告されている。
インフルを予防するには
同所では、「インフルエンザの多くは、咳やくしゃみを通じて感染する。感染予防の基本である、外出後の手洗い・うがいはもちろん、急な発熱や咳、くしゃみ、のどの痛みなどの症状がある場合は、周囲に感染が広がらないように、マスクを着用し早めにかかりつけ医に相談しましょう」と話している。
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