厚木市地域包括ケア(研修・啓発・広報)連絡会のリーダーを務める 須田 哲史さん なかよし薬局酒井店 薬局長 41歳
想いは「互助精神」の種蒔き
○…寸劇形式で医療・介護・生活支援を考える市民講演会「やっぱり家がいい」。「地域包括ケア」を周知するために始まった講演会は今年で3年目。同講演会を企画する連絡会のリーダーを務める。厚木市が「地域包括ケア元年」と位置付けた2016年。同連絡会は地域包括ケア社会の実現と地域住民への理解促進、専門職のスキルアップをめざし、市の声掛けでスタートした。メンバーは医師、歯科医師、薬剤師、看護師、介護支援専門員ら、医療と介護、福祉のスペシャリスト13人。月1回、平日夜間に集まりボランティアで運営されている。メンバーほとんどが初対面同士。当初は手探りで始まったという。聴衆に向けてひたすらしゃべり続ける講演会はあまり残らないのでは?との想いから、演劇を取り入れた手法を提案。その講演会は「エピソードをもとに自分に置き換えて想像できる、選択肢も増え、わかりやすい」と好評を博した。高齢化が著しく、公的サービスも限界といわれる中、市民の「ここが知りたい」に応えた内容となった。
○…体調をくずし高校を中退、17歳で大検に合格。その後も自身の身体と闘いながら、27歳の時に大学入学、薬剤師の資格を取得した経歴を持つ努力の人である。母校の北里大学で教員も経験。現在、厚木市を中心に19店舗展開する「なかよし薬局」に務め5年目。地域に根差した薬局づくりに尽力している。
○…第3弾の講演会に向け、メンバーは最終調整中。「地域包括ケアというのは、地域でどうにかしてくださいということかもしれないが、ポジティブに考えると、核家族化で途切れていた地域をつなぐきっかけにもなる。人間の根本は”誰かのために”が無意識にあると思う。互助精神の種蒔きになれば嬉しい」
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4月19日