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医療レポートNo.11 「シームレス」な医療を提供 取材協力／とうめい厚木クリニック
泌尿器科の藤城貴教医師。足しげく球場へ通う阪神ファン。学生時代は軽音楽部で音楽フェスも大好き。
頻尿や膀胱炎に始まり、前立腺肥大症や尿管結石、腎がん・前立腺がんまで幅広い疾患を受け持つ泌尿器科。ひと昔前の「かかりにくい」というイメージはすでになく、「生活の質」向上のために人々の生活を支えている。市内船子の社会医療法人社団三思会「とうめい厚木クリニック」でシームレスな医療の提供に力を入れる泌尿器科の藤城貴教医師に話を聞いた。
「近年、膀胱炎などの原因菌に薬剤耐性のある菌も増えています。痛みなどの不調を感じたら自分で治療を始めずに受診をお勧めします」と藤城医師。同院では常勤・非常勤の３人体制で診療。医療の入り口となるクリニックから病院での入院・手術まで、切れ目のない医療を提供する。
また年齢と共に罹患者が増加する前立腺がんなどについては、「医療技術の進歩で、前立腺がんなども適切な時期に診断すれば根治を目指せるようになっています。そのためには早期発見が大切。厚木市でも前立腺がん検診（50歳以上の男性）を行っていますので参加を」と呼び掛ける。同法人敷地内には『東名厚木メディカルサテライトクリニック健診センター』もあり、ＰＳＡ検査も受けられる。「まずは気軽にご相談ください」。
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