市内元町在住の山田弘明さん(59)が災害ボランティアとして各地に赴くようになったきっかけが、8年前の東日本大震災だった。宮城県女川町で初めて目の当たりにした被災地の光景に「声が出なかった」と振り返る。ただ、現地のボランティアセンターの人も被災者。ギリギリのところで活動している姿に「自分たちが落ち込んでいても…」と奮起し、瓦礫の片付けや一般家庭の泥出しに取り組んだ。その後も、岩手県陸前高田市や福島県でも活動。茨城県常総市や熊本県、昨夏の西日本豪雨の被災地にも足を運んだ。常総市で被災した農家を手伝った際には、「もう辞めようと思っていた人たちが『もう1回やろうかな』という気持ちになってくれ、力になれることを実感した」。
災害は想像以上のことが起きることを毎回現地では痛感するよう。避難所に入れない人々や道が寸断され孤立する集落、ライフラインが復旧せず真っ暗になる夜。倒壊し戻れなくなった家。「実際にボランティアで現地に行くことが一番教訓が得られる。多くの人に参加してもらいたい。『ボランティアの背中を見て住民は勇気をもらう』という言葉を胸にこれからも続けたい」
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