市内中依知在住の高坂徹さん(71)が副理事長を務めるNPO法人神奈川災害ボランティアネットワークは、阪神・淡路大震災をきっかけに、1997年に設立された。
川崎、横浜など各地域のボランティアネットワーク等の団体やバス会社らが連携。災害が発生すると現地の要請に従い赴き、文字通り様々なボランティア活動を展開する。
東日本大震災で高坂さんらは、アルバムなど思い出の品を探す作業に従事したが、品物が出てきても持ち主がなかなか見つからず困難を極めたという。ある日憔悴しきった中年夫婦がぽつりとつぶやいた。「見つからない…」。返す言葉がなかったそうだ。
数々の現場を体験した高坂さんは「『受援力』が大事」と指摘する。災害が起きた後に、ボランティアなどの支援をどのように受けていくかという体制までできているところは少ないのだという。
また、阪神・淡路の際には80%の人が近隣と助け合ったとし、地域の絆づくりの重要性を訴える。
「そのためにも、ぜひ普段から防災訓練に参加し、連携を図ってほしい。近所の要支援者の確認にもつながるはず」
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>