神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

在宅医療の現実知って 専門職らの講演会に関心高く

社会

公開:2019年3月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
講演会のようす。認知症と脳卒中を発症した花子さんは自宅での生活を望み、在宅医療を支える医療関係者とのやりとりも展開された。次回(来年開催予定)は物語もラストへ向かう予定だ。
講演会のようす。認知症と脳卒中を発症した花子さんは自宅での生活を望み、在宅医療を支える医療関係者とのやりとりも展開された。次回(来年開催予定)は物語もラストへ向かう予定だ。

 在宅医療や介護、生活支援を考える市民講演会「やっぱり家がいい!」が2月24日、厚木市文化会館で開かれた。

 誰もが住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができる「地域包括ケア社会」をめざし始まった同講演会は今年で3回目。厚木市地域包括ケア(研修・啓発・広報)連絡会が企画・演出・出演した。同連絡会は、地域包括ケア社会の実現と地域住民への理解促進などをめざし設立された。メンバーは医師、歯科医師、薬剤師、看護師ら医療と介護、福祉のスペシャリスト13人。

 認知症を患った「厚木花子さん」一家をモデルにした講演会は、家族の戸惑いや地域の人とのかかわり、医療や福祉サービスの利用方法など、工夫を凝らした演出となった。「来場者により分かりやすく伝わるように」と、今年も同会メンバーらがシナリオから作成し、資料とプロジェクターを用い、自らがナレーションで役を演じる寸劇スタイルで展開された。会場には252人の市民が来場、メモをとったりうなずいたりしながら熱心に聴講していた。

 同会メンバーで講演会にも出演した高熊達朗さん(歯科医)は「3年間この形で講演会を開いて、だんだん人数が増えてきている。それだけ関心を持ってもらえているのだと思う。きれいごとだけではない現実を伝えることで、自分の人生を考えるきっかけにしてもらえれば」と話した。

厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6

青い花原見ごろに

青い花原見ごろに

荻野運動公園

4月26日

公共交通が分かる1冊

乗り方から特典まで

公共交通が分かる1冊

4月26日

本庁舎跡地活用を提言

厚木市

本庁舎跡地活用を提言

検討委が取りまとめ提出

4月26日

県央4市の連合書展

県央4市の連合書展

今年は来月伊勢原で

4月26日

水難事故に備え実践訓練

厚木市消防

水難事故に備え実践訓練

相模川で救命ボートなど

4月26日

3市町村の未来考える

厚木JCが公開例会

3市町村の未来考える

4月26日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook