車両・技術開発をはじめ、デザインや生産技術開発、購買など、グローバルに広がる日産の研究・モノづくりの中心として約１万５千人が勤務する日産テクニカルセンター（ＮＴＣ／岡津古久）。
生産性向上と業務合理化で今回の表彰を受けたＲ＆Ｄ総務・企画統括部の川副正教部長（57）は「私自身ではなく、ＮＴＣが地域に評価されたもの。頂けたことを誇りに思います」と笑顔で話す。
長崎県生まれ。大学卒業と共に日産自動車（株）へ。総務畑を歴任して、５年ほど前から２度目のＮＴＣ勤務に。「地域といい関係。あって良かったと思われる企業でありたい」と、同社の全従業員が参加する地域貢献活動「ＮＩＣＥ ＷＡＶＥ」を充実させ、今では年間で１万２千人以上が参加するほどになった。
イベントへの車両貸出をはじめ、自治会の設営手伝いなどにも尽力。市内全小学校で環境について考える「わくわくエコスクール」を実施し、近年では市内中学校での職業講話も行っている。「もっともっと地域に開かれた、愛される企業になっていきたい」と話した。
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