産後、ママの悩みといえば、夜泣き、お肌のカサカサ、便秘、機嫌が悪い…など挙げればキリがない。鍼灸師の佐藤由紀子さん(中荻野)は3月2日、七沢にある助産院・マリーンバースハウスで、「自宅で簡単にできる親子マッサージ」を初めて開催した。「赤ちゃんにたくさん触れてあげることが大切。セルフケアは生後1カ月ごろからできるので、早く始めてあげると効果的」と優しい眼差しで話す姿が印象的だ。
厚木市で生まれ育ち、大学で北海道へ。獣医師を志していたが、よさこいサークルに夢中になり、サークル漬けの日々に。ハードだったため、体のメンテナンスに整骨院によく通った。「そのとき鍼灸師を知ったんです。薬を使わずに治癒に向かう、魅力的な仕事だと思った」。卒業後、アルバイトをしながら鍼灸専門学校に通い資格を取得。しばらくして厚木に戻った。
28歳で結婚。子どもをなかなか授からず、不妊治療も経験した。ところが、「お灸を試すと体質改善して、半年ばかりで子どもを授かったんです」。自身でも足にお灸をし、ツボを刺激した。「女性鍼灸師フォーラム」に参加したことをきっかけに、自然に産みたいという気持ちが強くなり、マリーンバースハウスで水中出産を経験。「水に入ったらすぐに生まれました」。
現在は、女性専門鍼灸治療「sita鍼灸室」で院長を務める傍ら、4歳の女の子を子育て中。生後間もなくマッサージを始め、そのおかげか夜泣きも少なく、スクスク成長中。今も、ドライヤーを使い、足の裏やお腹、背中を温めている。最近嬉しかったことは、『ままありがとう ぎゅー』と手紙が届いたこと。「子どもの話をちゃんと聞き、気持ちを受け止めることを大切にしています」と穏やかな表情。同じく子育て中のママへは、「頑張り過ぎずに、たくさん抱っこしてほしい。たくさんベタベタしましょ」とにっこり。仕事と子育ての両立は始まったばかり。これからが本番だ。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
|
<PR>
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>