厚木・愛川・清川版 掲載号:2019年4月12日号 エリアトップへ

縄文土器創作講座の主宰を務める 伊福部(いふくべ) 玲(れい)さん 七沢在住 74歳

掲載号:2019年4月12日号

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縄文土器に魅せられて

 ○…林王子遺跡から出土した「有孔鍔付土器(ゆうこうつばつきどき)」が大英博物館に展示された翌年の2010年。その事実に驚き、感化され、縄文時代の技術や心意気を「ちゃんと」学ぶ機会をつくろうと「縄文土器創作講座」を立ち上げた。そして10年目を迎えた今年。これまでに習得した縄文時代の云々を披露するのではなく、受講生の「縄文人に負けない」作品としての縄文土器を観てもらおうと「作陶展」を開催することにした。

 ○…因幡国(いなばのくに)の一の宮・宇倍(うべ)神社(鳥取)の66代目の神官を祖父に持つ。自身のルーツを探ろうと大学時代に古事記を研究。「続きをやろう」と通った中国語の専門学校で中国語の虜に。通訳の道を望んだが、師に日本語の文章の上手さを買われ、翻訳の道を示される。手始めに中国の焼き物に関する専門書を訳すよう勧められた。誤訳があってはいけないと、窯を購入、道具一式を揃えたのが陶芸をはじめたきっかけだ。ある日、往診に訪れ、家中に溢れる作品を見た医師の勧めで、1985年に個展を初開催。その後は全国で作品を発表してきた。

 ○…世田谷の実家から厚木に来たのは83年。大学時代の厚木出身の友人を頼り、七沢に「五百城(いほき)窯(がま)」を開いた。以来、制作活動の傍ら、教室「七沢工房」も開き、地域の病院や公民館、七沢森林公園などでもたくさんの人に陶芸を教えてきた。

 ○…陶芸では使用する土、釉、焼き方など何から何までを名器と呼ばれる作品と同じように作る「写し」という手法がある。縄文時代の文化や智恵、美学はこの「写し」で会得した。これからは今回の作陶展を機に、縄文土器そのものに焦点を当て、深く探り、縄文土器を単なる時代の遺物ではなく、芸術作品に昇華にさせる。時空を超え、縄文土器を楽しむ気概だ。

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