サウンドテーブルテニス(以下STT)とは、アイマスクを着用し、専用の卓球台と鉛入りのボールを使って、ネットの下にボールを転がして音を頼りに打ち合うスポーツ。ラケットにはラバーが貼られておらず、真っ直ぐ打ち返すのも難しい。
厚木市視覚障害者協会が主催するSTT教室が、厚木市保健福祉センターで月に3回ほど開催されている。市内だけでなく県外からも視覚障害のある参加者が訪れるほか、ボランティアを含め毎回15人ほどが汗を流している。同協会の水落直美会長は「見えなくてもできるし、耳の訓練にもなる。やってみるととても楽しい」と話す。
5月12日には神奈川県の選抜大会が横浜市で行われた。昨年は同教室から全国大会出場者も出ている。今大会も同教室から水落さん、村川章子さん、佐藤誠矢さんの3人が出場し善戦したが、初戦から全国チャンピオンに当たるなど、残念ながら全国へはあと一歩届かず。「来年リベンジしたい」と悔しさを滲ませた。
同協会では、入会者だけでなく、練習相手や準備・片付けなどをするSTTのボランティアも募集している。時間は午前9時30分から正午、または午後3時まで。少しの時間でも可、年齢不問。
問合せは水落さん【携帯電話】090・3229・2615へ。
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