2020年度に小学校で必修化されるプログラミング教育。愛川町では全国に先駆けて、今年度から町立小学校全6校で授業を実施する。ロボット教材の活用や大学との連携で将来を見据えた教育に取り組む。
プログラミング教育とは、コンピュータ等を動かすためのプログラム入力技術を学ぶだけでなく、物事を実現するために必要な動作や順序を論理的に考えられるようになる「プログラミング的思考」を育むことが目的。2020年度から学習指導要領に盛り込まれる。
愛川町教育委員会では、ITの進化やAI(人工知能)の普及をうけプログラミング教育を推進。2018年度には町立中津第二小学校を先行的モデル校に指定し、教員向けの研修会や児童への特別授業を実施してきた。
そして、2019年度には本格的なプログラミング教育を開始するため、ロボット教材のマインドストームを60台導入。5月14日と15日には、神奈川工科大学の金井徳兼教授の協力を受け、中津第二小で4年生から6年生児童を対象にプログラミングの授業が行われた。
授業では、ロボットを思い通りに動かすプログラミングを体験した。14日は、5年生が「黒線の円の内側から出ないように動く」「円に沿って動く」などの課題に挑戦し、チームを作ってタブレット端末にプログラムを入力。想定外の動きを相談し合って解決していった。
町教育委員会によると、今後も町内小学校全校でマインドストームを使った授業などを展開していく予定だという。
先行的モデル校として取り組みを行ってきた中津第二小の佐野昌美校長は「これからの社会を生きる子どもたちがプログラミングを学ぶことはとても大切。何度も失敗を繰り返しながら知恵を出し合うなど、学習の良い要素がたくさん含まれていると思う」と話す。
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