『特定非営利活動法人Heart34(みいよ)』(立石太郎理事長)が実施する厚木市市民協働提案事業「フードバンク」が、4月からスタートした。
毎月第3水曜日に、あつぎ市民交流プラザで余った食品を回収。初回の4月は40人が訪れ、米や麺、レトルト食品、調味料、菓子など122キロが集まった。2回目の5月は20人、54キロ。また、6月10日時点で同法人事務所に直接66キロ(4人)が寄せられている。
同法人の平野祐司事業本部長は「大変ありがたい。ただ、まだまだ認知されていない」と話す。
一方、食料を欲している人への提供も5月の連休明けから開始。6月10日時点で、すでに延べ16人に提供したという。
見えてきた課題も
事業が進むにつれ課題も出てきた。「食料を求める人の事情は本当にさまざま。炊飯器や調理器具がない家庭に米を渡しても食べられないとか」(平野部長)。それを受け、受け取り登録時に調理器具の有無や電気・ガスが通っているか等を確認。食べられるものを調整して渡すようにした。
また、「障害のある方や高齢者はたくさん持って帰ることができない。届けてあげたいが、こちらも人手がない」という。
厚木市のフードロスは年間6000トン。根本的な食品ロス削減には、【1】スーパーやコンビニなどが本腰を入れ取り組むこと。【2】家庭で廃棄するものを出さないこと―の2点が重要という。
「この事業だけでは焼け石に水かもしれない。ただ、この活動を皆が知り一人ひとりが動き出すきっかけになることに意味がある」と同部長。
次回の『フードバンクあつぎ』(余った食料品の回収)は、6月19日(水)にあつぎ市民交流プラザ(アミューあつぎ7階)で、午前10時から午後3時。
問合せ・相談(受領希望も)は、同法人【電話】046・220・5088へ。
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