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愛川町 交通安全対策で補正予算 カラー舗装など議会提出

社会

公開:2019年6月14日

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町内の緊急性が高い交差点などには、新たな車止めポールなどが増設されている
町内の緊急性が高い交差点などには、新たな車止めポールなどが増設されている

 今年5月に滋賀県大津市で発生した園児ら16人が死傷した交通事故を受け、愛川町が町内で安全点検を実施した。町では、この結果を受けて町議会6月定例会に交通安全対策を盛り込んだ補正予算案を提出。6月14日の本会議で採決が行われる。

 町が調査を行ったのは今年5月。住民課と道路課の職員が中心となって通学路や保育園周辺、交通量が多い場所などを目視で調査した。

 この結果を踏まえ、町が議会に提出した補正予算案では「交通安全施設整備事業費増額」として697万円を計上している。この事業では、道路区画線の補修を町内21カ所、総延長5785mで実施するほか、道路反射鏡を6カ所増設し、町立菅原小学校区内の通学路61平方メートルでカラー舗装を行う。

 このほか、補正予算案では保育所費として25万7千円を計上している。

 この予算で町立保育園の園児と保育士が園外活動時に着用できるベストを購入する。運転者から見やすい目立つ色で、交通事故を未然に防ぐことが狙い。全園児が着用できるように、購入枚数は園児用420枚、保育士用100枚。

 また、町では調査点のなかで特に緊急性が高い交差点を中心に、現行予算から交通安全対策を実施。車止めポールを町内7カ所に合計20本設置したほか、1カ所にガードパイプ2mを設置した。

 町では今後、通学路カラー舗装の維持管理をはじめ、安全運転を呼びかけるチラシを配布するなど啓発活動も実施していく。町住民課では「子どもが犠牲となる痛ましい交通事故が頻発しているため、早急に交通安全施設を整備するとともに、関係機関・団体と協力して安全に暮らせる地域社会の実現を目指していきたい」と話す。

死亡事故ゼロ744日継続

 鉄道駅が無い愛川町では、移動手段に自家用車を使用する人も多いが、町住民課によると町内厚木警察署管内では2017年5月28日から交通死亡事故ゼロが744日間続いているという(6月10日現在)。

 過去の死亡事故ゼロ最長記録は2014年9月13日から2017年5月26日までの987日間継続となっている。

過去の町内啓発活動の様子
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