愛川町中津の柏木電気株式会社(柏木彰代表取締役)が6月12日、愛川町消防本部に無人航空機(ドローン)を寄贈した。
この日は、町消防本部で贈呈式が行われ、柏木代表取締役から石川省吾消防長へドローンが手渡された。
柏木代表取締役は長年にわたって町消防団として活動し、消防団長を務めたこともある。贈呈式では「災害が発生した時に、上空など違う角度から現場を見ることができれば、消火や救助活動に役に立つと考えていた。新しいドローンを使って、愛川の防災に取り組んでいただけたら」と話した。寄贈を受けて石川消防長は「これまで平面でとらえていた現場を、立体的に見ることができる。火災現場はもちろん、山岳・水難救助では上空からの捜索が非常に効果的です。日頃の訓練を映像で記録し、見直すこともできます。今後、ドローンを有効に活用させていただきます」と話した。
今回町消防本部に寄贈されたドローンは、「MAVIC2PRO」。贈呈式後に行われたデモンストレーション飛行では、約100m上空まで舞い上がり、高い運動性能や高解像度のカメラ映像などで参加者を驚かせた。
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