6月14日に愛川工業クラブの第6代会長に就任した 川合 章夫さん 愛川町春日台在住 73歳
苦難が企業を強くする
○…神奈川県内陸工業団地への進出企業と地元企業を繋ぐことを目的に、1973年に誕生した愛川工業クラブ。当初は視察旅行や親睦ゴルフなどが主だったが、時代とともに活動も変化し、現在は直接仕事につながるビジネス異業種交流会も開催する。会員数は41社。会長就任に「しっかり実績をあげたい。新たに経営塾を開始し、補助金の獲得や働き方改革、IT推進などで企業のステップアップを支援したい」と、言葉に熱を込める。
○…満州大連生まれ。大学卒業後は父が設立した大器機械株式会社に入社。同工業団地への進出とともに1970年に愛川町へ。建設機械やトラック用エンジンの部品などを手掛け、実績を重ねた。順風満帆かと思いきや「愛川の工場ができた時、当時約2千万円の機械を3台導入したら、その後すぐにオイルショック。仕事が半分になっちゃった。今振り返れば大変だった。でも、だいたい10年に一度くらいは大変な事が起こるもの。それを乗り越えていく事で、企業は強くなっていくんです」。眼光は鋭く光る。
○…2016年に長男が代表取締役を継ぎ、自身は取締役会長に。「人手不足だから」と笑うが、気が付いたことがあるとすぐに行動するフットワークの軽さは健在。「後継者不足で悩む企業も多いなか、ありがたい」と目を細める。「でも会社に居ると、つい口を出したくなっちゃうんだよなぁ」と苦笑する。
○…わき目を振らず走り続けた日々を支えてくれた妻への恩返しが今の楽しみ。「長期旅行に連れて行ってあげられなかった。『これからは月に1回連れて行く』って約束したけれど、今も年2回くらいかな」。運転免許はずっとゴールド。「運転できるうちに色々な場所にいってみたい」。柔和な笑みに夫婦愛が滲む。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>
|
|
<PR>
4月19日