親ならば、我が子を「賢く育てたい」「楽しく勉強を教えたい」と思うもの。厚木市を中心に、県央エリアで活動する「親勉インストラクター」の遠山純子さん(伊勢原市在住)は、「子どもが好きな遊びの中に勉強を取り入れ、親も一緒に遊びながら学ぶのが親勉なんです」とにっこり微笑む。例えば、カードやトランプを使って、表に都道府県の形、裏にその都市の特産品を記して遊び感覚で学ぶ。「親御さんが学び方さえ知れば、今ご家庭にあるおもちゃでもできます。親勉は、自らすすんで勉強する子になる、楽しい家庭学習法です」と力強く語る。現在はママスク本厚木の講師として、親勉の視点から習い事のアドバイスをするお茶会を開催している。
長男(小4)と長女(小3)を子育て中。2人の子どもが生まれて間もないころ、夫の仕事の都合で4年間渡米。アメリカでは、子どもたちを伸び伸びとした環境で育てていたため、帰国後、初めて日本の幼児教育を知った。「年中さんで手紙のやり取りをしていて。もう平仮名が書けるんだ、と驚いた」。それから幼児教育について調べていくうちに、親勉にたどりついた。「遊べば遊ぶほど知識が増えるので、親としても嬉しくて」。それから子育ての軸ができ、他人の子と比較しない「ブレない育児」ができるようになったという。「親勉を学ぶだけでなく、伝えたい」思いが強くなり昨年2月、日本親勉アカデミー協会のインストラクターの資格を取得した。
独身時代、こども病院に10年間勤務していたこともあり「命の大切さ」を訴える。生まれつき病気の子や、成人できずに命を落とす子を看てきたため、「言うことを聞かないと叱ってばかりじゃもったいない。一緒に居られることに感謝して過ごしてほしい」と穏やかな表情。自身がおおらかな子育てを実践しているからこそ、子育てを頑張るママたちへ「もっと楽にいこう」と笑顔で呼び掛けた。
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