▽9月は防災月間。いざという時に地域の防災、減災に努めるのが消防団だ。厚木市内には8分団・546人の団員がおり(9月1日現在)、火災や台風などに備えて、日々訓練している。なかでも、中荻野地区の第4分団第4部(土屋浩二部長)は、7月に行われた第18回厚木市消防団消防操法大会で最優秀賞を受賞。第4分団に大会史上初の3連覇をもたらした。
▽大会に出場したのは森久保大輔さん(36/指揮者)、田中竜太さん(33/1番員)、鈴木貴さん(40/2番員)、国光賢さん(46/3番員)。競技の小型ポンプ操法は、4人1組で、ポンプから3本のホースを延長し、火に見立てた的を倒すまでの時間や隊員の士気、規律、正確性などを競う。4人は大会に向けて4月末から、週2、3日のペースで訓練し、本番に臨んだ。「勝つことではなく、本来の目的であるきっちりとした操作を第一に臨んだ」と森久保さん。その結果「本番がこれまでで一番うまくできた」と喜んだ。
▽現在、荻野地区の消防団は第5部まであり、52人が活躍している。消防団のやりがいを田中さんは「地元のためにやっていることを実感でき、貢献できる」と胸を張ると、鈴木さんは「地元の人と繋がれて、仲間として受け入れてもらえた実感がある」と話す。また、国光さんは「最優秀賞を取って、地元の人に『良かったね』と声をかけられて嬉しい」と話す。土屋部長は「団員に現場でケガをさせないよう訓練し、地域の安全を守っていきたい」と話した。
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