厚木市水引在住の郷土史研究家・中丸武夫さん(88)が、同市内の寺社の仏や観音をテーマ別に分類し体系的にまとめた書籍『厚木巡礼〜心のふるさとを求めて』(市民かわら版社刊)を発刊した。
中丸さんは、同市の歴史・民俗・観光に関わる役職を歴任。歴史講座や史跡めぐりの講師を20年以上にわたり務めてきた厚木郷土史のスペシャリストで、著書も多数ある。
「祈ること」で「心の癒やし」を得る
「現代人は、霊場めぐりや寺めぐりで何を求めるのか。家内安全、無病息災、商売繁盛…。が、それ以上に求めているのは『心の癒やし』ではないか。願いそのものが叶うと思っている人はそう多くなく、大方の人が『祈ること』で心の安らぎを得ることの方がはるかに大きな意味がある」(『厚木巡礼』「はじめに」より抜粋)。
その観点から、同書は「あつぎ三十三観音霊場めぐり」「あつぎ七福神霊場めぐり」「あつぎ干支の守り本尊霊場めぐり」のテーマごとに、社寺を紹介している。
「厚木には本当にたくさんの神社仏閣がある。この本を読みながら近くの神社やお寺に足を運び、ふるさとの心やご先祖を敬う気持ちを思い出してもらえたら」と中丸さん。
B6判・143ページ。税込1800円。有隣堂厚木店・市民かわら版社(【電話】046・245・5853)で取扱中。
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