「ママが楽しい気持ちでいると子どもも楽しいでしょ」とにこやかな表情で話すのは、リトミックサークルあんだんてを主宰する長崎裕美さん(厚木市金田)。あんだんては2007年から活動をスタートさせ、今年で12年目。現在は1歳から未就園児までの18組の親子が参加し、月2回火曜日にアミューあつぎで活動している。兄弟で通うケースも多いという。参加者は、「近所に小さな子がいなかったので、勇気を出して行ってみたらママ友ができて。自由な雰囲気が好き」と話す。サークルでは、手遊びやリズム体操、季節に合わせた工作など、親子で楽しめるように趣向を凝らしている。親子で触れ合う姿が印象的で、のびのびできる環境が人気だ。
福島県で生まれ育つ。昭和音楽大学への進学を機に厚木へ。4歳からピアノを始めよく伴奏に選ばれた。ところが中学のころ音楽教諭に「歌の方が向いている」と言われ、歌うことが好きに。大学4年で初めてオペラに出演し、その魅力の虜に。卒業後は演奏活動を続けながら、幼稚園や小学校の非常勤講師として子どもたちに音楽を教えた。
26歳で結婚し、女の子を出産。サークル活動にも長女を連れて行き「そのときは大変だった」と振り返る。幼稚園から小1まで学校に行きたがらず、1年間学校まで付き添った。「ある日突然、『もう大丈夫』と言われて。未だにどうして学校に行きたがらなかったのかわからない」と苦笑いするも、子どもに寄り添う姿勢は今も変わらない。
あんだんてを立ち上げてから、500組以上の親子と接してきた。ちょうどイヤイヤ期の子どもも多く、「無理に参加しなくてもいいと言っているんです。子どもがやりたいと思うまで見守ることも大切。子どもは十人十色だけど、音楽は分け隔てなくできる」と魅力を話す。「ママが幸せだと子どもも幸せ。子育ては大変だけど、リフレッシュする時間も作って」と笑顔で呼び掛けた。
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