スポーツを通した子どもたちの教育に尽力する 頼住 道夫さん 厚木市飯山在住 67歳
教育に定年なし
○…厚木市立東名中学校の校長を最後に教職を定年退職。その後、日本教育相撲プロジェクト理事長とNPO法人日本ティーボール協会専務理事という二束のわらじを履き、今もスポーツを通じた教育に尽力し続けている。「子どもたちが楽しそうに取り組み、成長する姿も感じられ、やりがいを感じる」と笑顔だ。
○…東名中を舞台に始めた『ドッコイフェスティバル』は今年で12回。交流のあった大相撲の芝田山(元横綱大乃国)部屋の協力を得て、毎年同部屋の力士を学校に招き、餅つきや綱引き、生徒に四股名を付けての相撲対決など行ってきた。「今では運営も生徒が行い、年々創意工夫を凝らしている」と満足気。他の小中学校での開催等広がりをみせている。一方、ティーボールは小学校の学習指導要領にも盛り込まれ「子どもたちに最適の球技」と大会等を企画・開催。だが「まだまだ認知度が低い」と、スポンサー探し等に苦慮する。
○…「野球部の顧問がしたい」。その思いで中学の社会科教員資格を取得したが、募集が無く、やむなく小学校資格を取り直した。数年務めた後、念願の中学教員に。自身も大学時代にやっていたソフトボール部の顧問となり、夢を叶えた。
○…現在は奥さんと二人暮らしだが、同じ敷地内に父と長男夫婦が住む。3人の子どもに恵まれたが、「忙しくて子育ては妻任せでした」と苦笑。大学時代の友人と年1回旅行に行くのが一番の楽しみ。「会うとあの頃に戻れる。友だちはいいものです」としみじみ。
○…「相撲は子どもたちに伝統に触れさせ地域で活発にしたい。ティーボールはチームワークや思いやりを育ませ、子どもたちだけでなく高齢者や障がい者にも広めたい」。生涯“教育人”。夢は尽きない。
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