外国籍住民の人口比率が高い愛川町が10月から、「外国籍住民のための出前講座」を開始した。町職員や通訳が地域の会場で日常生活に必要な情報などを伝えるもので、町行政推進課では地域コミュニケーション円滑化のため、今後も講座の周知を進める。
この講座は、愛川町の今年度新規事業。外国籍住民が安心して暮らすことができるように、簡単な日本語と母国語で日常生活に必要な情報や愛川町の情報等を紹介する。
10月11日には、町内中津のレディースプラザでカンボジア国籍等の住民を対象に初の出前講座を開催。10人が参加し、保育園など子育てに関する相談や、教育資金の融資制度などについて情報交換を行った。
同月21日には、町内事業所からの依頼を受け、同田代の農村環境改善センターで中国からの実習生を対象に講座を開催。中国語版のパンフレットを使って、町職員が11人の実習生に観光スポットを紹介したほか、ゴミの出し方や交通ルールなども説明した。参加者からは「ゴミの出し方は地域によって違うので、講座がためになった」などのコメントがあった。担当の町行政推進課では「出前講座の相談はいつでも受け付けています。今後も周知を続けていきたい」と話す。
愛川町の外国籍住民は2019年10月1日現在で2745人。人口比率は6・83%で、県内市町村で最も高い。出身の国と地域は40以上で、町では外国籍住民が多い地域の特色をいかし、夏の町勤労祭野外フェスティバルでは国際交流屋台村やサンバカーニバルなどが盛大に行われる。
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