厚木市はこのほど、2019年度の市民満足度調査及び施策評価の結果を発表した。
市民満足度は2009年度からの第9次厚木市総合計画「あつぎ元気プラン」に盛り込まれており、同年度から毎年調査が行われている。住民基本台帳を基に無作為抽出された市内在住18歳以上の男女4000人を調査対象(一部は前年から継続)に郵送で調査票を送付し、【1】子育て、福祉、保健・医療(5項目)【2】市民生活、安心・安全、防災(7項目)【3】教育、生涯学習、文化、スポーツ(6項目)【4】環境、河川(6項目)【5】都市、道路・交通(4項目)【6】産業、労働(4項目)【7】行政経営(5項目)の7分野37項目に加えて、市の取り組み全般に対する「総合満足度」を調査するもの。結果は満足、やや満足、あまり満足でない、満足でない、分からないの5項目に無回答を加えて満足度と重要度を算出する。
今年も6月4日〜24日に調査を実施。全体の44%にあたる1758人(男性737人・女性955人、答えたくない10人、無回答56人)が回答。総合満足度は69・2%で前年比で3・1%低下。分野別37項目では33項目で低下する結果となった。
無回答・分からないが上昇除いた総合満足度は84・4%
今回の調査では37項目中7項目で「分からない」「無回答」の回答が5割を超え、全体でも前年度に比べて増加。「分からない」「無回答」は「満足でない」側に加算されるため割合として数字が低くなるという。「分からない」「無回答」を除くと総合満足度は84・4%となり、全体の8割を超える。担当する市企画政策課では「施策内容を十分に認知してもらえるように周知を進め、誰もが回答できる形にしていきたい。分からないや無回答を除けば多くの方に満足して頂いているが、それに満足せずに気を引き締めていきたい」と話す。
満足度トップはごみの分別
37項目で最も満足度が高かったのは「資源とごみの分別の取組」の75・8%。続いて「環境美化の推進」69・3%、「消防・救急体制の充実」69・1%。この結果に同課では「自治会を中心とした市民の意識向上が大きな要因。ありがたい」と話す。また満足度が最も低かったのは「土地利用による魅力的な拠点づくり」の34・8%。「就労・雇用環境の改善」37・4%、「多文化共生社会・平和な社会の実現」38・7%となった。
施策評価も低下
第9次厚木市総合計画「あつぎ元気プラン」の2018年度実績を、厚木市行政評価委員会が総合計画審議会からの意見などを踏まえて評価する「施策評価」。【1】安心(9施策)【2】成長(5施策)【3】共生(5施策)【4】快適(7施策)【5】信頼 (4施策)の全30施策を、A(順調)、B(おおむね順調)、C(やや遅れ)、D(遅延)の4段階で評価。17施策がA、11施策がBとなり、前年度はなかったC評価に「安心して働くことができる社会の実現」と「新たな戦略による観光のまちの実現」の2つが挙げられた。同課では「更なる成果を求める姿勢で積極的な結果を積み上げていきたい」と話す。
詳細は市ホームページ、市政・広報内の総合計画・重要施策から閲覧できる。
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