2019年度神奈川県優良小売店舗表彰が11月7日に発表された。県内で中小小売業または飲食店を営む店舗の中から、真心尽くしたサービスと味や技が自慢の34店舗が表彰され、厚木市からは「南蛮屋本店」が選ばれた。
南蛮屋本店(厚木市下依知1の1の1)は、1984年創業の炭火焙煎が特徴のコーヒー工房。南蛮屋のコーヒーで「小さな贅沢」を感じてほしいという思いで、世界各国のコーヒーを常時30種類以上取り扱う。また創業以来、炭火直火焙煎にこだわり続け、「豊かなコク」のあるコーヒーを提供している。
もともとは厚木市関口に本店を構えていたが、手狭になり9年前に現在の場所へ移転。1階ではコーヒー豆をはじめ、オリジナルの焼き菓子やこだわりの食品、陶器、雑貨など、同店でしか購入できない商品を取り揃えている。2階はカフェになっており、ゆったりとした空間を提供。併設の建物は焙煎工場で、敷地内に焼き菓子工房を建設中という。
今回の表彰を受け平井誠一郎代表取締役社長(69)は、「素直に嬉しい」と笑顔を見せる。現在、直営・フランチャイズを含め27店舗を展開する南蛮屋株式会社。「専門店が多展開するには、本店が有名にならないといけない。南蛮屋でしか買えないものを多く取り扱うことで、専門店として根付いた店づくりをしていきたい」と話す。また「コーヒー豆の焙煎は、同じ原料を使っても、燃料の違いで味が変わってくる。炭火焙煎は人がつきっきりで見ないといけないので、人手がかかり、さらには経験も必要」とそのこだわりを話す。
同社はこれまでにも、農林水産省優良経営小売店表彰で食料産業局長賞を受賞している。
なお、県優良小売店舗表彰は1976年度から(一社)県商工会議所連合会及び県商工会連合会との共催により実施しており、今回で44回目。
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