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社会福祉法人清琉会 「地域の役に」と願った場所 創立30周年を祝い記念式典

社会

公開:2019年11月29日

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壇上でこれまでの感謝を述べる原田理事長
壇上でこれまでの感謝を述べる原田理事長

 厚木市内で特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人清琉会(原田忠洋理事長)が創立30周年を迎え11月22日、レンブラントホテル厚木で記念式典を開催した。

 当日は約180人が来場。厚木市選出の県会議員、市議会議員のほか、交流の深い社会福祉法人の関係者などがお祝いに駆けつけた。あいさつに立った原田理事長は「30年と言葉にするとわずか数文字だが、月日やその重さは計り知れないものがある。多くの皆様にご指導ご協力頂き、多くの職員に献身的に協力して頂き今日を迎えることができた」と感謝。続けて「設立からの地域の皆様との絆、行政関係者との連携、時には協力し競い合いながら福祉としてのあり方を磨いてきた社会福祉法人の同志。皆様との信頼関係は一朝一夕でできるものではなく、顔と顔を向き合わせてできたものだと思う。福祉の根幹が人と人との関りである以上、このような行動や精神は、これからも引き継いでいかないといけない」と力強く話した。

 さらに、現在の清琉会の本部がある玉川グリーンホームの場所について話が及ぶと、「その地は、祖父である原田瑞穂が一番大切にしていた桑畑だった。法人の設立代表者であった原田茂前理事長が『大切だからこそ、後々まで地域の皆様の役に立ってほしい』と願った場所。30年の間に介護を取り巻く環境は大きく変わったが、お年寄りや地域の皆様に潤いとやすらぎをと願ったその気持ちを胸に刻みながら、新しい時代に対応できるよう成長をめざしていきたい」と話した。

 式典では、来賓による祝辞のほか、法人の発展に寄与した元理事や職員に感謝状や表彰状が贈られた。

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