県政報告 台風による被害への対応 神奈川県議会議員 佐藤圭介（愛甲郡）
各種委員会にて質疑
２０１９年は、台風の影響で停電や断水、河川の氾濫・決壊が相次ぎ、大きな被害がでました。台風により被害を受けられた皆様方に、心からお見舞い申し上げます。
台風15号による被害に対応するための10月補正予算について、私が所属する環境農政常任委員会では、愛川町中津の農業用水路の復旧工事のほか、被害を受けた農業者が施設の再建修繕を行うための農業経営体育成支援事業費等について審査しました。
農業経営体育成支援事業費は農業ハウスや果樹棚など施設の被害に対し、国の補助率10分の３、県の補助率10分の２が交付されますが、農業者の畜舎やハウスが複数の市町村にまたがって被災した場合は、市町村間での事前調整を要するため、手続きが煩雑で被災農業者にとってかなりの負担となることが考えられます。そこで、県に対し、早期復旧に着手するとともに、営農意欲の減退、補助の不公平が生じないよう現場の声をよく聞き、行き届いた支援を要望しました。また、この事業の対象とならない水産業についても、我が会派では船が避難港内で沈没してしまったなど切実な声を伺っているため、被害の把握に努めるよう求めました。
台風19号による被害に対しても11月補正予算が提案され、第３回定例会で審議しており、今後も早期復旧に向けオール神奈川で取り組んでまいります。年の瀬もいよいよ迫り、今年もあと１ヶ月となりましたが、最後まで全力でがんばります。
林道の被害を確認
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